KPMGの「フォレンジック部門」は、不正の予防や早期発見・調査、訴訟、仲裁支援などを専門としている部門です。
不正・不祥事において、さまざまなバックグラウンドと豊富な経験を持っている専門家によって構成されていることから、ワンストップで対応可能な体制を構築しています。
KPMGのグローバルネットワークを活用することで、世界中のフォレンジック専門家と協力することが可能。日本国内だけでなく、たくさんの国・地域での支援に対応できるのも特徴です。
「デジタルフォレンジック」においては、不正アクセスや情報漏洩、横領事件、インサイダー取引などといった、幅広いインシデントに対応しています。
調査についての内容としては、「計画・準備」「データ収集・保全」「データ復元・加工」「データ検索・分析」「報告書作成」となっています。
また、国内・国外と、グローバルに活動するKPMGは、海外の不正リスクへの予防・対応支援として、「海外法人の不正調査」「グローバル・コンプライアンス体制の構築支援」「背景調査」「インドやタイ、インドネシア、シンガポールにおける不正リスクへの予防・対応支援」を行っています。
国際的な訴訟への対応を迫られるケースの増加から、訴訟を前提とした調査、訴訟・仲裁のサポートも行っています。
KPMGの不正調査・危機対応支援のサービスでは、
不正・不祥事について豊富な調査経験を持つ公認会計士・IT専門家等による「不正会計調査」
グローバルネットワークを活用しながら行う「海外法人に対する不正会計の調査」
効率的・効果的にサイバーインシデント対応への支援を行う「サイバー攻撃に関する調査」
不正調査、緊急時対応の支援サービスを行う「製品データ偽装における調査」
起票が直面する課題に対して効果的な支援を行う「情報漏えいに関する調査」
不正調査におけるデータ収集・データ分析技術によって効果的な支援を行う「インサイダー取引における調査」
専門家が調査計画立案やデータ分析によって事実解明を行う「時間外労働・残業代に関する調査」
情報漏洩や不正会計などの調査、e-Discoveryにおいて、デジタルデータの保全・復元・解析を行う「デジタルフォレンジック」
が、詳細内容となっています。
公式サイトに記載がありませんでした。
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フォレンジック調査の目的別に、「専門性」「対応力」があって信頼できるパートナーを厳選紹介。依頼先をリサーチしている担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
元従業員が会社のパソコンを売買するなどして約7千万円を不当に得ていた事例。疑わしい2名に対し、ヒアリングを実施しつつ会社・自宅の両パソコン、携帯電話、クラウド上データを調査。データ数が膨大であったものの、フォレンジックによる手法で信頼性を損なわずコストも抑えた調査を実現。
テレワークという新たな課題に対して、ビジネスの安心・安全確保に取り組む必要があり導入。テレワークによって生じるリスクのマネジメントと、診断によってニューノーマルな働き方に貢献。
数百台の端末を対象に、解析ツールでの分析を行って攻撃ルートを可視化し、マルウェア感染の被害端末を特定。漏洩情報が売買されていないかも調査。その結果、情報漏洩が起きていた端末が判明し、ダークウェブにも情報が流れていたことが明らに。