フォレンジック調査でできることのひとつに、「スマホ・タブレット調査」があります。ここでは、スマホ・タブレット調査でできること、スマホ・タブレット調査の方法・手順、必要となるケース、調査事例などをまとめました。
スマートフォンや携帯電話といったモバイル端末に残された、あるいは削除されてしまったデータを、訴訟等に使える方式で抽出・調査・復元するのが「スマホ・タブレット調査」です。
近年はスマートフォンや携帯電話のメール、発着信履歴などが裁判等での証拠として使われることも多いですが、自分に不利となるデータが削除されてしまっているケースも少なくありません。しかしこうしたデータも、スマホ・タブレット調査で復元できる可能性があります。復元できる可能性のあるデータは、以下のようなものです。
スマホ・タブレットなどの
フォレンジック調査
にも対応できる厳選3社を見る
スマホ・タブレット調査は、一般的に以下のような流れで進められます。
なお、具体的な調査内容としては、以下のようなものが挙げられます。
スマホ・タブレット調査は、例えば以下のようなケースで行われています。なお、企業だけでなく、時間外労働の証拠や浮気・不倫の証拠が欲しいといった個人による依頼も少なくありません。
アスエイト・アドバイザリーは、これまでに各種インシデント対応から各種インシデント対応にいたるまで、さまざまな案件に対応してきた豊富な実績を持つ会社です。法執行機関とのスムーズな連携が可能なうえ、数多くの弁護士事務所とのネットワークも持っているので信頼度も高いでしょう。
スマホ・タブレット調査においては、モバイル機器内のデータを解析し、どのような方法で不正を犯したのか、またはそれに関わったのかを調査。消えてしまったデータも復元し、情報の収集も行っています。
アスエイト・アドバイザリーの
フォレンジック調査について
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フォレンジック調査の先駆者的存在として、常に第一線で活躍しているFRONTEO。お客様のもとで発生しているインシデントについて、ヒアリング・証拠保全・調査・報告を行っています。
スマホ・タブレット調査で対応可能なデバイスは、iOS・Android・Winなど。調査ツールは他社製品ではなく自社で開発されたソフトウェアのため、お客様側の開発したシステムや特殊データであってもカスタマイズ可能です。セキュリティ環境の構築も万全なので、大切なデータも安心して預けられるでしょう。
近年増加傾向にあるスマホ・タブレットを使った社内不正の解明に対応している会社です。これまでに法人や研究機関、捜査機関などから預かったデバイスから、調査不可能だと考えられるような証拠データを検出してきた実績があります。
デバイス上に残っている情報だけでなく、削除された情報や破損端末からも情報のサルベージが可能です。モバイル機器専用のツールを使って専任技術者が作業を進めるので、迅速なデータの抽出ができるでしょう。
スマホやタブレットの証拠保全や端末ロック解除、削除データの復元やチップオフ解析など対応範囲の広さが特徴的なくまなんピーシーネット。インシデントの内容をヒアリングしたうえで、どのような調査方法が最適なのかと対応可否のチェックを行います。
一般的に解明が不可能とされている案件であっても、特殊調査として問題解決を受け付けているのがポイントです。特殊調査では、端末メーカー非互換性データの可視化やデータ痕跡調査などに対応しています。
くまなんピーシーネットの
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ネットエージェントは、SMS・LINEのトーク履歴やWebアクセス履歴などの調査を得意としています。モバイル機器の普及によってビジネスシーンでもスマホやタブレットを利用する機会が増え、それに伴って増加した不正やトラブルを解決してもらえる会社です。
調査内容の具体例としては、社員へ支給しているモバイル機器の調査、ハラスメント調査、スマホ・タブレットによる不正調査などが挙げられます。調査にかかる費用は安く設定されているため、利用しやすいのも良いところでしょう。
創業以来1,600件を超えるフォレンジックサービスの実績を持つ会社で、民間企業から弁護士事務所まで数多くの顧客を抱えています。社内にはサイバー捜査の経験を持つスタッフが在籍しており、経験に基づく的確な解決手法と調査の勘を駆使し、不正の証拠を明らかにしているのが特徴です。
不正アクセスの調査については、セキュリティツールのログ解析やサーバーのログ解析を実施。削除されてしまったメールも、復元して調べることができます。
調査対象となるモバイル機器の情報を解析し、お客様の悩みをいち早く解消するスキルに長けているPwC。近年では従業員が個人で所有しているスマホやタブレットを業務で使用することも多く、不適切な情報を持ち出してしまう頻度が高まっています。
PwCのスマホ・タブレット調査では、一般的なメーカーの機器であればほとんどが調査対象となっており、従業員ごとにことなるメーカー機器でもまとめて調査することが可能です。
フォレンジック調査の目的別に、「専門性」「対応力」があって信頼できるパートナーを厳選紹介。依頼先をリサーチしている担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
元従業員が会社のパソコンを売買するなどして約7千万円を不当に得ていた事例。疑わしい2名に対し、ヒアリングを実施しつつ会社・自宅の両パソコン、携帯電話、クラウド上データを調査。データ数が膨大であったものの、フォレンジックによる手法で信頼性を損なわずコストも抑えた調査を実現。
テレワークという新たな課題に対して、ビジネスの安心・安全確保に取り組む必要があり導入。テレワークによって生じるリスクのマネジメントと、診断によってニューノーマルな働き方に貢献。
数百台の端末を対象に、解析ツールでの分析を行って攻撃ルートを可視化し、マルウェア感染の被害端末を特定。漏洩情報が売買されていないかも調査。その結果、情報漏洩が起きていた端末が判明し、ダークウェブにも情報が流れていたことが明らに。