メール履歴・印刷物履歴調査

フォレンジック調査でできることのひとつに、「メール履歴・印刷物履歴調査」があります。さまざまなトラブルにおいて活用されている需要の高い調査です。このページでは、メール履歴・印刷物履歴調査の方法・手順や、調査が必要となるケース、実際に調査が行われた事例などをまとめました。

一口に「フォレンジック調査」と言ってもさまざまな内容のものがありますが、メールの送受信履歴や、印刷物の印刷履歴に関する調査もよく行われています。

メール履歴・印刷物履歴調査では、「いつ、どのようなメールを送信したのか?」「いつ、どのようなデータを印刷したのか?」といったことを調べられます。また、履歴から消去されてしまったメールを復元できることもあります。

なお、フォレンジック調査会社に依頼せず自社で調査やデータ復元を行ってしまうと、調査の正確性やデータの復元率が落ちる可能性があるため、注意しましょう。

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メール履歴・印刷物履歴調査の方法・手順

メール履歴・印刷物履歴調査の流れとしては、以下が一般的です。調査会社によっても異なりますが、参考にしてください。

メール履歴・印刷物履歴調査が必要になるケース

メール履歴・印刷物履歴調査はさまざまなトラブルケースで実施されていますが、例えば以下のようなケースで行われます。もし同じような事態が生じているならば、ぜひメール履歴・印刷物履歴調査の依頼を検討してみましょう。

メール履歴・印刷物履歴調査事例

では、実際にどのようなケースでメール履歴・印刷物履歴調査が実施されているのでしょうか?ひとつ、調査事例を紹介します。なお、こうしたケースの他にも、さまざまなケースでメール履歴・印刷物履歴調査は行われています。

取引先のメール改ざん事例

発注のやり取りをメールだけで行っているA社とB社との間で、A社がB社から覚えのない請求をされてトラブルとなった事例です。

この事例では、両者の過去のメールデータを検出。その結果、A社については送受信ともに不正な取引データは見つかりませんでしたが、B社のメールデータからは、問題となっているA社が送ったメールデータの内容が、事実と異なることが発覚しました。B社が事実と異なる請求をして不当な利益を得ようとしていたことが分かったのです。

※参照元:デジタルフォレンジックforensic24(https://www.forensic24.com/blog/jisseki/20190709/923//)

今回くわしく解説をしたメール履歴・印刷物履歴調査の他にも、フォレンジック調査にはさまざまな調査があります。そのため、調査会社選びにおいては、自社の目的に合った内容の調査に対応しているかどうかがとても重要となります。

また、メール履歴・印刷物履歴調査を含めたフォレンジック調査は、豊富な専門知識とノウハウが求められるものです。調査会社選びでは、これまでの実績や専門性もぜひチェックしましょう。サポート内容も充実しているとより安心して任せられます。

メール履歴・印刷物履歴調査に対応できるフォレンジック調査会社

アスエイト・アドバイザリー

これまでに1,000件を上回るデジタル・フォレンジック調査実績を有する企業で、柔軟かつあらゆる角度からデータの復元や調査などを実施しています。メール履歴・印刷物履歴調査においては、すでに削除されてしまっている情報のサルベージはもちろんPCが壊されていても、これまでに培ってきたノウハウに基づいて解析・復元を試みているでしょう。

なお、デジタルフォレンジックにおいては、コンピュータ以外にもスマートフォンやタブレット、ネットワークなど、対象となる項目が多いのも特徴です。

ネットエージェント

お客様とのヒアリングと情報解析によって、いつ・どんなメールが送られたのか・データが印刷されたのかを解明。近年ではUSBメモリを利用したデータの持ち出しなどのトラブルも増加傾向にあるため、ありとあらゆる可能性を意識して最適な調査方法を決定しています。

また、メールの履歴を調査している間に削除されたメールがあった場合、復元ができる可能性もあるでしょう。メール履歴・印刷物履歴調査以外にもさまざまなフォレンジック調査を行っているなので、複数のトラブルを抱えている場合にも安心できます。

デジタルデータソリューション

不正を実行する社員には「予兆」があると考えており、独自の項目をベースにお客様へ綿密なヒアリングを実施。「何か怪しい」にいち早く気付き、情報の持ち出しの道筋を徹底解明しているのが特徴です。

またデジタルデータソリューションでは、「すぐにでも相談したい」というお客様の要望に応えるために、連絡から最短30分で無料のWeb打ち合わせをセッティング。実績方法なスタッフが相談に乗ってくれるうえ、迅速に調査計画を立ててくれるのもいいところです。

テイタン

電話もしくはメールフォームからの問い合わせを受け付けており、スピーディーなレスポンスに努めているテイタン。一刻も早い問題解決を希望する場合は、電話による相談がおすすめです。

担当者との面談では、専門家による調査設計と見積の提案を実施。この時点でお客様から対象情報を細かくヒアリングし、情報取得の糸口を探します。なお、証拠保全においては、厳密なデータ補選を行ったことを裏付ける「デジタル・データの同一性に関する証明書」の発行も行っているでしょう。

リプラス

不正利用が行われていたデバイスを預かり、情報の解析によって削除済のメールやドキュメントなどのデータを復元し、証拠となるデジタルデータを抽出。送受信日時や送信先アドレス、どのような内容のメールや情報が送られたかなど、詳細情報までしっかりと解析できるのが嬉しいポイントです。

万が一デバイスにパスワードがかかっていたり暗号化されている場合でも、専門家の知識と技術によって解除を図ります。

AOSデータ

法的機関へデジタル証拠を提出できるよう、データの分析から分析、レポート作成までをワンストップ体制で実施。書き込み防止装置などのシステムを利用して証拠ファイルを作り、メール履歴・印刷物履歴の調査だけでなくメディアに存在するログやインターネットの痕跡なども分析しています。

また、デジタル証拠が改ざんされていないかを証明するために、証拠物入手時点での整合性の確保も重要だと考えています。

【目的別】
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